社会システム科学部は、多様化、複雑化、グロ-バル化する社会システムを対象に、社会が抱える様々な問題を複眼的な見方で捉え、科学技術と人間・社会との協調により問題解決を図る新たな教育・研究を目指しています。
プロジェクトマネジメント学科では、各種事業開発を成功させる為の効果的なマネジメント技術に関する教育・研究を行っています。事業開発のプロジェクト分野は、情報システム開発と社会システム開発に大別され、主な研究内容は以下の通りです。
情報システム開発 プロジェクト分野 |
この分野は,情報システム開発に係わるプロジェクトを対象とした教育・研究を主体としています。 近年の情報システムは大規模化し,社会形成や企業経営などにおいて不可欠な基盤となっています。例えば,e-コマースによる商取引や流通分野では,コンピュータ関連の利用技術だけでなく,経営革新や社会改革に情報技術を活用したプロジェクトマネジメントの方法論や応用知識の体系化に関する研究が行われています。また,情報システム開発の品質管理やリスク管理に係る研究および情報ネットワーク社会形成における問題解決を対象とした研究などがあります。 |
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社会システム開発 プロジェクト分野 |
この分野は,社会活動や企業活動における社会システム開発ならびに経営システム開発に係わるプロジェクトを対象とした教育・研究を主体としています。また,新規事業開発や製品のライフサイクルを考えたモノづくりマネジメントなどにおける新たな社会システム開発に係わる問題も対象にしています。 この分野では,プロジェクト戦略や企画立案,事業環境分析,代替案の検討・評価方法や意思決定の方法などのマネジメント技術に関する研究が行われています。さらに,技術と社会あるいは技術と経営を連携した問題解決方法および組織編成の形態などに関する研究などがあります。また,産学官連携などによる新たなビジネス創出に関する研究も行われています。 |
研究成果を生かして活躍できる分野
企業経営、行政システムなどの急激な変革、あるいはソフトウェア開発、技術開発、商品開発など の拡大化・短納期化・個別化、更には省エネ化などの消費者ニーズの多様化に対応するため、プロジェクト マネージャ養成の社会的ニーズは一層高まっています。そのため、学生の就職先は多種の産業界や企業 に亘っています。